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ルビをふってみる

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下記が参考サイト

タイトルはグループルビに下の本文はモノルビにしてみた。



Sigilではけっこう奇麗に表示できたがiPadでは文字の天地の位置がルビの半分下にずれてイマイチCSSのvertical-align: text-bottom;も効いていないようだ。またiPadでは、ルビの左右に不自然なアキができてしまう。

ソースは下記。
<rp>(</rp>はルビが表示されないブラウザでカッコ表示できるようにしている。

<ruby><rb>作業</rb> <rp>(</rp> <rt>さぎょう</rt> <rp>)</rp></ruby>

下記はCSSでそのまま流用。
ruby {
    display: inline-table;
    margin: 0;
    padding: 0;
    border: none;
    white-space: nowrap;
    text-indent: 0;
    vertical-align: text-bottom;
}

rb {
    display: table-row;
    margin: 0;
    padding: 0;
    border: none;
    line-height: 100%;
    text-align: center;
}

rt, a:link rt, a:visited rt {
    display: table-header-group;
    margin: 0;
    padding: 0;
    border: none;
    font: inherit;
    font-size: 50%;
    line-height: 100%;
    text-decoration: none;
    text-align: center;
}

rp {
    display: none;
}


正規表現で
検索文字:
([一-龠]+)
置換文字:
<ruby><rb>\1</rb> <rp>(</rp> <rt>●</rt> <rp>)</rp></ruby>

で●の部分をコツコツ入力していく。


epubtestruby.zip

ePubを編集してみる

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ePubは基本的にWebと同じノウハウでいけるのでそれに従ってCSSを編集。
ベースに画像を置いたりいろいろできるが、CSSを検索すればいくらでもノウハウが出てくる。
今回は基本的な部分を編集してみた。

まずはInDesignからの書き出し。サンプル用のデータが小さい文字で2段組だった事もありそのまま書き出すと画像が小さすぎたので2倍程度のサイズに修正して、さらにすべてインラインになおし、2段組のままだとやりにくいので1段組に変更して書き出した。
結局ドキュメントはePub用に作り直した事になる。

できあがったデータはレイアウトなどはなくなるのだが、変にレイアウト再現されてめんどくさいことになるよりもソースが奇麗な方がやりやすい。

10062802.jpg


10062803.jpg


タイトル部分のCSS
名前部分にWEBのように明朝を指定してみたがiPadでは再現できず。

#titlepage {
background-color: #eeeeee;
width:100%;
padding-top:50px;
padding-bottom:50px;
}
p.title {
font-family: "小塚ゴシック Pro";
font-weight: bold;
font-style: normal;
font-size: 1.5em;
line-height: 5em;
text-decoration: none;
font-variant: normal;
text-indent: 0em;
text-align: center;
color: #000000;
margin: 0em;
}
p.name {
font-family: "MS P明朝", "MS PMincho", "ヒラギノ明朝 Pro W3", "Hiragino Mincho Pro", serif;
font-weight: normal;
font-style: normal;
font-size: 1em;
line-height: 2.50em;
text-decoration: none;
font-variant: normal;
text-indent: 0em;
text-align: center;
color: #000000;
margin: 0em;
}


タイトル部分は下記のようにdivでかこむ
    <div id="titlepage">
      <p xmlns:xml="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" class="title" xml:lang="ja">DTP作業を楽にするスクリプト入門</p>
      <p xmlns:xml="http://www.w3.org/XML/1998/namespace" class="name" xml:lang="ja">2010/06/02DTP Booster13レジュメ:たけうちとおる</p>
    </div>


見出しは下記のようにベースを入れてみた。
h2.sub1-naka {
font-family: "小塚ゴシック Pro";
background-color: #99ffff;
font-weight: normal;
font-style: normal;
font-size: 130%;
line-height: 1.75em;
text-decoration: none;
font-variant: normal;
text-indent: 1em;
text-align: justify;
color: #000000;
margin-top: 0.4em;
height:1.5em;
}


epubtest100628.zip

PDFを配置したInDesignからePubを書き出し。
予想どおりすべて画像になった。(PDFはテキストの取れる物)
レイアウトを崩したくない書籍や復刻版のスキャンしたPDFをePubにしたい時に使えそう。
また、ページで改ページされずにひとつながりのデータに。

01.jpg

CSSで改ページの実験下記を追加し

.pagebreak { page-break-before: always; }

改ページしたいところのクラスを作成したpagebreakクラスに設定する。

<div class="image">
	<img src="images/20100602_fmt.jpeg" alt="20100602.pdf" />
</div>
<div class="pagebreak">
	<img src="images/20100602_fmt1.jpeg" alt="20100602.pdf" />
</div>

これで改ページされるっぽいが、iPadでは失敗。

02.jpg

改ページはやはりファイルを分けないと行けないみたい。
SIgilでCapterBreakが楽。改ページというより章がえだね。

03.jpg

ちなみにePubをHPにアップしてiPhoneのサファリからダウンロードしようとしたが失敗。

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