デジタルアセットマネジメント

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DAM (digital asset management)
デジタルアセットマネジメント / デジタルアセット管理 / デジタル資産管理
 印刷、映像業界などにおいて、デジタル化された写真や映像素材を"資産"として管理し、最大限に活用するためのシステム。「素材管理システム」「メディアアセットマネジメント・システム」などともいう。

 素材をデジタル化し、登録するキャプチャ機能、素材の内容や属性情報を登録しインデキシングを行うロギング機能、登録した素材コンテンツの中から必要なものを探し出す検索機能、検索した素材コンテンツを視聴したり、フォーマットを変換する機能などを備える。

JAGATより
デジタルアセットとは資産をデジタル化することというより,デジタル化されたデータをすべて財産として捉え直そうということである。だからデジタルデータを扱うためのシステムが確立されていることが前提となる。
たとえばデータベースによって画像を一元管理する画像データベースがあるが,画像データを財産として捉えるということは,サーバに入れたファイルを工程に流して処理するというレベルの管理ではなく,そこに再現されている色や解像度,階調などもすべて無二の財産と考えるということである。そういう立場で画像を扱い,管理し,転用し,あるいは貸し出したり販売したりするためにはどういうことが必要になるだろうか? 色や解像度のような画像自体の情報をはじめとして,作成者や作成日,加工履歴,あるいは価格や著作権管理なども含めたあらゆる情報を画像本体と同時に扱わなければならない。このような情報はメタデータとして扱われる。データについてのデータである。たとえば絵画や骨董品も,作者の署名や証明書,どこでいくらで入手したかなど,品物についての情報があって財産としての価値を保証されるが,デジタルデータを財産として管理するということは,データの価値を保証し確保するための情報を合わせて管理することに他ならない。
つまり,デジタルアセットマネージメントとは,データを利用し情報を発信する側の考え方,システムのありようのことであって,それを導入すればただちにeコマースが実現できるような製品があるわけではない。

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このページは、たけうちとおるが2009年8月22日 14:17に書いたブログ記事です。

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